創る
(1)21世紀と建設
「人集う そこに住みかあり」
家も道路も、なんのためにある。人が幸せに暮らすためです。
大切なのは人。
快適な住環境は「人が幸せに暮らすための手段」であるべきで、私たちの使命はそのお手伝いをすることだと考えています。
(2)私たちが目指すこと
お客様が安全で、健康に、快適に、なおかつ愛着を持って暮らしていける家を建てたい!
「家をつくること」はお客様にとって生涯に数度とない大きなお買い物。
それなのに、車や家電製品と違って「実物を見て納得して建てる」ということは難しい・・・
(住宅展示場をご覧になって、それと同じものを「建てる」(買う)なら別ですが・・
ましてや、情報が多すぎると思いませんか?耳に心地よいうたい文句や工法の数々!
いかにも安く建てられそうな 坪単価 ○○ 円~
一般的な木造住宅とどこが違うの? 本格木造住宅
何がいいのかよくわからない ○○工法
そのほかにも・・・ 健康住宅、○○の家、地震に強い家、ユニバーサルデザインなど、
・・書き出せば、きりがないです。
家をつくるときには、お客様の視点にプロとしての知識や経験を盛り込んでいかなければならないと思います。
お客様の視点から考える家つくりとは
○価格が妥当であるか
○自分の暮らし方やライフサイクルに合っているかどうか
○このみに合っているか(洋風の家がいいとか、和風がとか・・対面キッチンであるとか・・)
それとは別に設計者、工務店が考えなければいけない問題とは
○社会環境に対する配慮 (温暖化とか、ごみの問題とか、省エネとか)
○周辺環境に対する配慮 (景観の問題とか)
○法令に遵守しているかどうか
などが考えられます。
新車の購入を例にとると
私たちはまず何人乗りであるとか、色とか、装備とか、スポーティタイプ、軽自動車?それとも高級乗用車?
個人の趣味や、使い勝手など、わりと目で見てわかることに重きを置きますが、
メーカー側が車を作る際に行っていることは、地球全体の問題になっている「温暖化現象」のための対策として燃費のいい車を作るとか、
CO2を削減するために電気自動車を実用化するとか、事故があっても人命を守るためのフレームとかエアバックを装備するとか・・・
車を買う人が判断の重点におかない水面下の性能にも力を注いでいます。
だから今は、たとえば洗濯機を購入しても、10年前に比べて電気代はかからないし、
洗濯に必要な水は少なくてすむし、なおかつきれいに洗えるし・・・
家の話に戻ると、作り手側の意識、取り組み方の問題というのが、工務店・メーカー・設計事務所によって本当に千差万別のような気がします。
それは「家」の呼び方にも現れているような気がする・・・
メーカー、ビルダーは「商品」不動産会社などは「物件」建築家と呼ばれる先生にとっては「作品」・・・・
私たちは、時代の要求を満足しつつ、お客様が快適に健やかに暮らせる
「お客様にとって住み心地のいい家」を建てたい!
(3)「木」の家がいい
鉄骨やコンクリートで建てている「家」もあるけど、やっぱり「木の家」がいい
「木」は生長段階で大気中のCO2を吸収してくれます。それが柱や梁になり家を支え、たとえば生活スタイルが変わり、
建て替えをする際にでも、太い材料であればまた使うことが出来ます。
またその寿命が終わって焼却処分することになっても、
その際に出てくるCO2は元来、成長段階で吸収してきたものなので、
環境への負荷という点から考えても±0なので、環境にやさしい材料となります。
また木材そのものの性質として
・湿度の多いときは湿気を吸収し、少ないときは放出するとか
・腐れにくく、虫に強いというような特徴を持っています。
それでなくても「木の家」は日本人にとって一番なじみやすいものではないですか?ⅰ家の基本
はるかはるか昔、(スターウォーズのプロローグみたいですけど・・・)
私たちの祖先は雨風をしのぎ、野生動物などから身を守るため、洞穴の中で火をともし生活していました。
これが「家」のルーツかな?と考えると、まず一番に考えなければいけないのは、地震や台風などの力に対して安全な建物であることです。
耐震、制震、免震などの技術はもとより、太い材料を使うとか、耐震壁をバランスよく配置するとか、(設計段階の検討、工夫)
筋交いや金物を必要な箇所に正確に取り付けるとか(施工段階の認識、チェック)をしなければいけません。
それを見極めるのは・・・申し訳ないんですが・・本当に難しい・・・
工務店、設計事務所を信じるしか・・・(最近はこのチェックの部分を第三者の専門家に依頼するというケースも増えてきてますけど・・・)
出来れば構造見学会で、基礎とか骨組みとかを見せてもらうのがいいと思います。
これらは重要な部分にも関わらず、建物が仕上がった後は見ることが出来ません。
自分の目で、どんな材料が使われているのか、どのような工事が行われているのかを確かめるのが一番です。
そのときに、現場にいらっしゃる方にいろいろと聞いてみましょう!
ⅱ快適に暮らすために・・・
初夏のさわやかな風が吹き抜ける心地よさ
春や秋の日 陽だまりのぬくもりで、うとうとしたなんともいえないいい気持ち
温かな光が差し込み、さわやかな風が通り抜ける家・・・・
寝苦しい暑い夏や、木枯らしが吹く寒い冬でも家の中は快適に・・・
誰しもが望むことです。それを実現するためには・・・・
どんな冷暖房器具をつけるか?とか
間取りとか窓の位置、大きさ・・・とか
家の向きとか 建物の断熱性能(最近は遮熱という技術も・・)とか
いろいろな要素が問題になります。
たとえば寒い冬の日、室内の温度が22℃だからといって快適だとは限りません。
たとえは・・・ うーん 、難しいですけど
冬の寒い朝、車のエンジンをつけてほんの少しの暖機運転。
出勤時間に余裕がないので、メーターの水温が少し上がった時点でスタート
しばらくして、水温が上がり、車内のエアコンをつけて確かに暖かな空気が流れてくるのだけれど、暖かな感じがしない・・・
それから数分がたち、車内全体が温まったときに初めて暖かいと感じる・・・
人間が感じる暖かさは単に室温だけではなく、壁、床、天井面の表面温度の影響もあるんです。
断熱がきちんと施され室内面の表面温度が室温に近い状態だと、それが20℃でも暖かいと感じ、
断熱が不適切でがんがん暖房を行っても足元が寒く、部屋の天井付近が熱くなるようなそんな部屋では、
たとえ23~24℃あったとしても快適性も感じられない・・・
ましてや、そんなつくりの家だと力任せの暖房になり、電気代や灯油などの暖房光熱費もかかり、CO2はどんどん出て、家計にやさしくない家(笑)
理想とするのは・・・
自然の恵みを(敷地の条件にもよりますが・・)最大限享受し、
機械的な冷暖房は補助的に運転するくらいで快適な室内空間が実現する家!
ですかね~
これもまたやっぱり、一般のお客様が見極めるのは難しい・・・
やはりプロのお手伝いが必要でしょう。
